家紋は、名字と共にその家のルーツを語り先祖代々からの伝統を表現するものです。
家紋入れることで、着物の格を上げることもできます。
男児初着の場合には【すり込み紋】で紋入れ加工をいたします。
摺り込み紋とは、黒地や濃い色の染め抜きが出来ないものや、
男児祝着などに使用する方法です。
家紋が印刷された型枠を使い、絵の具のような素材を摺り込んでいきます。
摺り込み紋は簡単なプリント紋のように思えますが、
実は3回ほど同じ場所にズレのないよう摺り込んで色をのせています。
3ッ紋
背に1ッ紋と、両後ろ袖に紋を入れます。
ご希望の紋を通信欄にてお知らせください。
紋の数によって礼装の格が違って参ります。
正装は5ッ紋ですが、初着等の場合背に1ッ紋だけで
簡略される方も多くなってきました。
3ッ紋の場合は、背と両後ろ袖。
5ッ紋の場合は、背と胸の左右、袖両後ろ袖
紋が入ります。