サンタ・バーバラから北に車で1時間ほどのロンポックという街に、いくつもの小さなワイナリーが醸造所とテイスティングルームを開いている一角があり、パリ・ワインカンパニーもここに居を構えています。
「高品質のブドウからとびきりおいしいワインを、それもできるだけ低価格で消費者に提供する」、創設者のティム・パール(Tim Perr)は、このビジョンをもって、2005年スコット・ナイト(Scott Knight)と共同で、パリ・ワインカンパニーを設立しました。自社畑をもたないパールはブドウの買い付けを、業界内での評判やAVA の知名度だけに頼らず、栽培家としっかりとした信頼関係を築いた上で、最終的には自分自身の味覚を頼りに行っています。