【展覧会図録】兵庫県立横尾救急病院展　横尾忠則

兵庫県の横尾忠則現代美術館にて「開院」の『兵庫県立横尾救急病院』展公式展覧会図録です。

美術家・横尾忠則が五感を通じて学んだ幼少時代から老いを見つめる現在まで、実生活や創造の現場における横尾の肉体に対する意識を探る試みです。
頭や心よりも肉体感覚を通して得られるものに信頼を置く横尾の生き方を基本理念に、眼科、小児科、外科など様々な診療科を設置。横尾の絵画、版画、ドローイング、著書や愛読書といった幅広い作品と資料から、来院者の肉体との付き合い方を見つめ直す機会を提供します。

様々な病歴を持つ横尾の「病気」にまつわる作品や、病床での日記、入院中のスケッチなどを紹介し、作家が直面する難聴や視力低下といった肉体の変化にも目を向けて、老いと創造の関係を探究しています。

【展覧会情報】
兵庫県立横尾救急病院展
会期：2020年2月1日（土）-5月10日（日） →【会期延長】8月30日（日）まで
会場：横尾忠則現代美術館
公式サイト：http://www.ytmoca.jp/exhibitions/open/

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