2008年に赤々舎より刊行され、一大センセーションを巻き起こした殿村任香の衝撃的デビュー作『母恋 ハハ・ラブ』。その後絶版となっていた写真集が13年ぶりに新装版として禅フォトギャラリーより刊行されました。表題のモノクロのシリーズ「母恋 ハハ・ラブ」37点と、今回が初収録となる8ミリフィルムで撮影された家族のドキュメント「光は心の闇にありて」をテレシネで再撮影したカラー作品19点で構成されています。
「嘘つきは貴方も私も同じことです。
撮ってしまったものを、他人様がどう見られようとそれは勝手です。
憎しみも裏切りもすべては愛だと写真は云います。
生きてるだけで喜劇です。
私は私の撮らなきゃならないことを撮るだけです。」
母の目に不条理を見る。
己を無くすことが愛なら、
抗えない世は不条理でしかなく
それでも
命があるならば
抗うことが唯一のことであり
その原動力は愛しかない。
— 殿村任香
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