軽やかなペンタッチが印象的なそして、ちょっと懐かしい感じのするそんな作品です。こねこのぴっちは、猫でいたくない「ないものねだり」の猫です。毛糸玉でじゃれて遊ぶより2本足で歩くおんどりになりたい、角のあるやぎになりたい・・・。好奇心が強くて、あひるについていったらおぼれかけたり、うさぎについていったら、夜中にリゼットおばあさんが恋しくなったり。。。みんなに看病をしてもらって自分の居場所ここ!と再確認して幸せを実感したりとぴっちの心はやっぱり猫の目のようにくるくると変わります。隣の芝は青く見えるのは、猫も人間も同じですね。自分のいる今の場所が幸せかどうかぴっちと一緒に考えてみませんか?【eS!Books】