●品種の特徴
ダムドゥシュノンソーは、サーモンピンク〜アプリコットピンクの透明感のある花色です。深いカップ咲きではじまり、満開になるとカップ&ソーサーになります。花は8〜12cmくらいのディープカップ咲き。香りは強く、ローズ香でオレンジというかかんきつ類とアプリコットと混ざった甘い香り。樹はブッシュ状で非常に丈夫です。シュートが良く伸びるのでショートクライマーとしても楽しめます。樹高は1.5mくらいに生長しアーチにも向きます。ステムが短いのでフェンスやトレリス、オベリスクに誘引するとキレイに咲いてくれます。
花の美しさ、香り、耐病性、仕立ての自由度と多くの魅力を兼ね備えたお勧めのバラです。
名はロワール河畔に立つシュノンソー城の貴婦人の意味です。
シュラブローズはブッシュローズ(木立バラ)とクライミングローズ(つるバラ)の中間的な樹形で、やや高性になるものや半つる性になるものです。鉢植えや花壇、オベリスクなど使い勝手が良いので、用途やシーンを選ばずに用いやすい品種が多いです。