BKR-280は作業性と機械加工性に重点をおいた高酸化チタン系溶接棒です。これらの溶接棒は金属間摩耗部の肉盛再生に適し、機械加工後の焼入れも可能です。
カップリング、歯車、各種車輪などの肉盛溶接。特に予熱を必要としませんが大型鋳鋼品、低合金鋼、高炭素鋼などの肉盛には150〜200℃の予熱が必要です。溝などの狭い部分をBKR-280で補修する場合は、スラグを巻込むおそれがありますので、運棒と溶接棒の角度に注意して下さい。
溶接棒は使用前にBKR-280 の場合80〜120℃で、BK-280 の場合は250〜300℃で30〜60 分間再乾燥して下さい。