聖母観音大菩薩

■詳細説明ストーリーある日、皮膚がかさぶたに覆われ町の人々からは除け者にされている老人を、比丘尼は小屋に迎え入れる。ひたすら老人につくすと、老人は恍惚の吐息をもらして死ぬ。次にウタリと名のる傷害で逃亡中の犯罪者が小屋に飛び込んできた。比丘尼を襲い始めたウタリ。次第に異常な興奮の中で一つになっていく中、ふみこんできた刑事によってウタリは連行されていった。境内で性格異常の男に襲われていた娘は人生の喜びを知らない狐つきだった。比丘尼はその娘のために自らの身体を開き、狐を自分の中に導こうとする。その一部始終を見ていた少年は少女を押し倒すが拒まれる。性格異常の男は、口止めしようとしてもとりあわない比丘尼に突然襲いかかる。異常な状況に初めて喜びを知ったその男は、町で何人もの女を襲う痴漢となる…。『聖母観音大菩薩』八百才まで生きてなお乙女の面影を持つという不老不死の美女、八百比丘尼。／福井に言い伝えられるこの伝説そのままに若狭彦神社の境内で奉仕の日々を送る比丘尼がいた…。／若松孝二監督が佐々木守....