ハイブランドのランウェイを見ていると、最近ふと気づかされることがあります。それは、かなりの割合で登場するモデルが鞄を本来の使用方法とは異なる持ち方をしている、ということ。
日常生活においては“絶対そんな持ち方しないでしょ?”というような使用方法ではありますが、ちょっとそれが格好良く見えてしまうのも、リラックスした空気感やカジュアルな装いが注目される今だからこそなのかもしれませんね。ちなみにこちらも、是非ともそんな本来とは違った持ち方をしていただきたいバッグです。iPadが入るサイズ感を採用したブリーフ。パッと見では全くもって用途や使用方法が浮かびませんが、ハンドルを腕に通して手を底の部分に添えるようにすると、まるでミニクラッチをラフに持っているかのような印象に。しかもデザイン自体は徹底的にミニマルかつ上品な印象なので、ラフに持っても子供っぽい雰囲気になる心配はありません。平日のバッグインバッグとしても、休日のちょっとした外出にもぴったりな本作で、手元からさり気なくモードを香らせましょう。