カシオMW-59は、樹脂ベルトのアナログ・チープカシオの中では、数少ないデイト表示機能付きの腕時計です。時を告げる機能に徹した簡素なデザインは、これぞ機能美といえるもので、装飾的要素はほとんど見当たりません。唯一、装飾的要素といえるのが、ベゼルの12,3,6,9時位置にある切り欠きで、おそらく方位測定機能付きベゼルの意匠を取り入れたものでしょう。腕時計の心臓部ともいうべきムーブメントは、日本製のMIYOTA2115です。このムーブメントには、ショックディテクション駆動方式が搭載されており、腕時計に加えられた衝撃を感知すると、針ずれを防ぐための機能が自動的に作動します。