時を刻む美術品。精密な手仕事によるレトロな懐中時計
浮世絵の富士山といえば、誰もがこの絵を思い浮かべるはず。
江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎。その代表作「富岳三十六景」
富士山をさまざまな地域・角度から描いた、葛飾北斎の最高傑作「富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」。46図からなる錦絵です。
発表当時の北斎の年齢は、なんと72歳。
場所、季節、気象条件によって刻々とその表情を変えて行く富士山の姿を、類い稀なる想像力と演出の妙によってさまざまに描き分けた浮世絵ですが、実は、作品のすべてについて、彼が実際の風景を見て描いたわけではありません。北斎は、伝統の画題や過去の名所図絵に見られた構図を巧みに再構築して、この富士山の見える46か所の風景画を描き出しました。
↓↓ もっと詳しく ↓↓