■特徴
クコ(枸杞) ‘リシウム シネンシス(Lycium chinense)’
ナス科の落葉低木で、お届けするのはその中でも実付きに優れた選抜種の‘千成クコ’です。
名前は中国の古書に、「枸橘(カラタチ)の様なトゲがあり、杞柳(コリヤナギ)の様に枝がしなやかに伸びるので、枸杞と名付けた」との記述があります。
近年は「ゴジベリー(goji berry)」とも呼ばれ、欧米のセレブやモデルがこぞって食して「スーパーフード」として話題になりましたが、漢方の本場中国では、乾燥した果実が各家庭に塩コショウ感覚で常備されているそうです。
日本でも杏仁豆腐のトッピングや、参鶏湯(サムゲタン)には必ずと言って良い程入っているため、馴染み深い薬草です。
■利用方法
秋に赤く熟れた果実を収穫し、そのまま焼酎に付け込んで薬用種にする他、天日干しすればほのかな甘みがあることから、ナッツの様につまんだり、菓子のトッピングや煮込み料理の…