モト造りは通常、人工乳酸で雑菌を抑えて2週間ほどで造る「速醸造り」が一般的ですが、山廃造りとは古来からの方法で、人工的に乳酸をあえて使わず、冬の低温で自然を生かして雑菌を抑え、自然と酸が出る様に、通常の二倍以上の期間(約1ヶ月)をかけてモト造りをおこないます。それによってやや酸味とコクのある、どっしりした酒が出来ます。
清酒「山廃仕込み 風の盆〜越中八尾の酒〜」は、従来からの蔵の特質である「淡麗辛口」をベースに、山廃造りによって一層味に、コクと旨みがあり、さらにキレがあるお酒に仕上がってます。
【日本酒度】+5
【酸度】 1.4
【精米歩合】65%
【アルコール度数】15度