マウレヴァレーの中で、さらに厳選された土壌「ペンカウエ・ヴァレー」。パスカル・マーティ氏はアルマヴィーヴァ造りのためにチリに赴任した際、この土地でのブドウ栽培の可能性を感じ、1997年から2008年にかけ、カベルネ・ソーヴィニョン、シラー、カルメネールを植えました。 チリで最も有名な産地はマイポ・ヴァレーでしょう。対してサンティアゴから南に250km下った、マウレ・ヴァレーは、それほど知られてはいませんが、実はチリで最も古いワイン用ブドウ栽培の歴史を持ちます。昔はカリニャンの栽培が盛んでしたが、現在では徐々にカベルネやシラーといった高級ブドウ品種の割合が増えてきています。 そのマウレの中で、マーティ氏が見出した土地、ペンカウエは非常にポテンシャルの高いブドウが生まれます。糖度が高く、酸味や香りの乗った素晴らしいブドウは、厚いボディとキメ細かいタンニンを備えた、素晴らしいワインを生み出します。