[フェヴレ]ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ レ・カズティエ 2016 赤ワイン

7代続くグラン・メゾン「フェヴレ」が造りだす、グラン・クリュにも引けを取らない1級畑、レ・カズティエのピノ・ノワール ジュヴレ・シャンベルタンの北側の丘に位置する人気のプルミエ・クリュ、レ・カズティエ。さまざまな赤系果実、黒系果実のアロマに香ばしいニュアンス。凝縮感があり、骨格のしっかりしたスタイル。豊かな果実味とともにキメ細かなタンニンがしっかりと主張し10年以上の熟成にも耐えうるポテンシャルを持ち合わせた1本。 フェヴレ 若き当主を迎え、さらなる進化の道を歩む、ブルゴーニュのドメーヌ的グラン・メゾン ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から７代にわたって続くグラン・メゾン。フェヴレが数ある他のネゴシアンと一線を画すのは、その広大な自社畑から造られるドメーヌもののワインが、全生産量の８割を占めるという事実によるもの。コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、そしてコート・シャロネーズまで、合わせて120haもの自社畑を所有し、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズやエシェゾーなどグラン・クリュに10ha、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・サン・ジョルジュやジュヴレ・シャンベルタンのクロ・デ・ジサールなどプルミエ・クリュに25haの畑をもつ。ひとつのクリマの面積は平均して１haと決して大きくはないが、だからこそクリマごとに手の込んだシュール・ムジュール、すなわちオーダーメイドのワイン造りを行うことができる。 今日、メゾンを率いるのは、2005年に25歳の若さで事業を引き継いだエルワン・フェヴレ。エルワンは当主の座に就くや否や、改革を断行し、若いうちはなかなか飲みづらく、長年寝かせて初めて花開く典型的な長期熟成型のワインを、比較的早いうちに飲み頃を迎え、かつ長期の熟成もでき得るワインへとスタイルを変えた。 新しい当主とともにさらなる進化を続けるフェヴレは今後も目が離せない。 ●生産年：2016年 ●生産社（者）：フェヴレ ●生産国、地域：フランス、ブルゴーニュ ●種類：赤ワイン ●ブドウ品種：ピノ・ノワール ●サイズ：750ml ●味わい：ミディアム～フルボディ ●合わせる料理：仔羊のロースト