[ジャイアント・ステップス]セクストン・ヴィンヤード ピノ・ノワール 2021 赤ワイン

ブルゴーニュ式の単一畑で造られる、シングル・ヴィンヤード・シリーズ ジャイアント・ステップスは、ブルゴーニュ式の単一畑に注力する豪州のワイナリーです。こちらは、畑ごとのキャラクターの違いを感じることができる、シングル・ヴィンヤード・シリーズのひとつ。ワインには好条件の畑で育った熟度の高いブドウを使用することで、複雑で深みのある1本に仕上がっています。 外観は淡いルビーレッドの色調。レッドチェリーやイチジク、ストロベリー、ブラックベリーなどの果実のアロマが漂います。スミレやエキゾチックなスパイスのニュアンスが重なる香り高く、表情豊かな印象。熟度の高い果実味が口内を満たし、しっかりとした骨格が感じられます。きめの細かいタンニンとフレッシュな酸味が織り成す、奥行きのある味わい。甘いミントの風味が香る余韻をご堪能いただけます。 単一畑「セクストン・ヴィンヤード」は、ワラマテ山脈の北向きの急斜面に位置。標高が高い斜面の固い岩石粘土質の上にある、浅い砂利質ローム層の土壌にブドウ樹は根を張ってます。このような環境下において、収量は自然と低くなり、果汁に対する果皮の比率も高くなるため、凝縮度の高いブドウが生まれています。ワイン造りでは手摘みで収穫後、5日間の低温浸漬を経て天然酵母で発酵させます。その後、フレンチオークで熟成させ、無濾過・無清澄にてリリース。こうして造られるワインは、果実や花、スパイスの風味が重なる複雑な香りが魅力です。熟成も期待できる、深みのある味わいをお愉しみいただけます。 ジャイアント・ステップス 冷涼なテロワールの個性を表現する、「ブルゴーニュの強力なライバル」 ジャイアント・ステップスは、シャルドネとピノ・ノワールの単一畑にフォーカスしたワイナリー。著名ワインジャーナリストの山本昭彦氏が、「高騰するブルゴーニュの強力なライバル」と絶賛する注目の造り手です。2002年に、マーガレット・リヴァーでデヴィルズ・レアーなどを立ち上げたフィル・セクストン氏と、オーストラリアの権威あるワイン雑誌『オーストラリアン・グルメトラベラー・ワイン』誌の2016年度ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した、醸造家のスティーブ・フラムスティード氏により創業されました。ワイナリー名は、モダンジャズのサックス奏者ジョン・コルトレーン氏が、1960年にリリースしたアルバム「ジャイアント・ステップス」に由来しています。このアルバムは、複雑に変化するコード進行とBPM240を超えるハイテンポの演奏で、当時のモダン・ジャスから逸脱しているとして話題に。コルトレーン氏のような時代を先行く存在になるという想いと、アップダウンのある曲調からヤラ・ヴァレーの起伏に富んだ地形をイメージして名づけられました。 国内外で高い評価を獲得 創業から評価が非常に高く、これまでに30を超えるトロフィーと100以上のゴールドメダルを国内外で受賞しています。近年では、2013年からWine & Spiritsのトップ100ワイナリー・オブ・ザ・ワールドに6年連続選出された他、オーストラリアの有名な評論家であるジェームズ・ハリデーのワイン・コンパニオンにて5ッ星を獲得しました。 ●生産年：2021年 ●生産社（者）：ジャイアント・ステップス ●生産国、地域：オーストラリア、ヴィクトリア、ヤラ・ヴァレー ●種類：赤ワイン ●ブドウ品種：ピノ・ノワール 100％ ●サイズ：750ml ●味わい：ライト～ミディアムボディ ●合わせる料理：ローストポーク、赤身魚