あらめ 刻みあらめ 伊勢志摩産 50g
伊勢志摩特産の「あらめ」。
東日本のお客様には馴染み薄い食材かもしれません。
近畿・東海地方で古くから食されている海藻食材でございます。
昆布より柔らかい触感で、私の育った伊勢では、あらめの煮物は、刻み昆布の煮物よりも好きと言われる方がほとんどです。
伊勢志摩では「あらめ」は、昔からお供え物として伊勢神宮に献上され、人々には乾燥させたものを臼(うす)で砕いて魚や野菜と煮て食べていました。
「刻みあらめ」は、この地方の猟師が「あらめ」ほしあを茹でて圧縮したものを包丁で刻み、干し上げたものを京都方面のお寺に精進料理として売り出されたのが始まりと言われています。
豆知識として「あらめ」はコンブ科の仲間。
しかしながら昆布のようなダシはでません。
昆布のようなご使用範囲が広くありませんので「あらめの煮物」が一番美味しい食べ方です。