TENSEGRITY(テンセグリティ)とは TENSION(張力)と INTEGRITY(統合)からなる造語です。Kenneth Snelson によって生み出された後に Richard Buckminster Fuller によって提唱されました。本来は圧縮材と張力材の張力によって構成され、圧縮材は互いに接続されておらず、張力材によってバランスを保持する構造システムです。テンセグリティは部材を極限まで少なくした状態でも破綻しない構造であり、Richard Buckminster Fuller のそれは、三角形を基本とする幾何学要素の集合体として、多面体に類似する形状を有し、破綻しない極限まで部品を少なくした構造です。張力のバランスにより圧縮材が中に浮遊しているような印象的な視覚効果を生み出しています。その印象的な機能美ならぬ構造美にインスピレーションを受けてテンセグリティランプは完成しました。