最初にこのスイートスプリングを見たとき、
「いかにも、美味しくなさそうだな・・・」と正直そう思いました。
皮はブツブツゴツゴツで分厚く、色も緑がまだらの黄色。
皮をむいても袋は厚めで種もあり、手はベトベトです。
このときは「まあ食べては見るけど」というくらいだったのですが、
「あれっ?美味しい!!」
誕生は1981年。
「温州みかん」と「ハッサク」から生まれた、独自の美味しさを持つ他にない柑橘です。 甘過ぎずすっきりとした後味で、普段からみかんを食べなれている農家さんには特に好評。
現在市場で人気のあるせとかやデコポンの「美果・薄皮・食べやすい」とは逆行する特徴で、なかなか正当な評価を受けることがありませんでした。
どうか、この機会に手にとって、
その美味しさを再評価してください。