鮮度の良い銀色のさんまは、甘辛の醤油たれでゆっくり炊いて、仕上がりが金色になります。
私たちの工場(こうば)で「金のさんま」と呼びはじめたのが名前の始まり。
もともとは郷土料理で、豊かな三陸の海からの恵みを丁寧においしく食べたいと願った先人の知恵を預かっているのです。
斉吉でも祖母から、また母から伝えられてきた味を大切に繋いでいます。
毎日継ぎ足しで使っている返したれは金のさんまに欠かせないもので自然の旨みの積み重ねです。
この返したれは先の大震災に遭っても社員が、命がけで持ち出しました。
ほとんどの工程が手仕事の、金のさんまは、毎日、鍋から良い匂いをさせて炊きあがります。
骨ごと柔らかくなるまでゆっくり炊いていますので、小さいお子さんからご年配のお客様も安心してお召し上がりいただけます。