『摩訶般若波羅蜜多心経』をオニキスに金彫りしたビーズです。細かい文字も細部にわたってきれいに彫りこまれている高品質彫刻、全文が彫られているものは珍しいですよ!古代インドやペルシャでは、強い魔よけの力があると言われ、「魔よけ石」として用いられてきました。ところが、ヨーロッパでは、反対にこの石の中に悪魔が閉じ込められていて、恐怖と悪夢をもたらす「悪魔の石」とも信じられていたそうです。イタリアのシチリア島に古典期の産出地があり、『アゲート』はその島の古い川の名前に由来しています。ペルシャでは、この石を焼いた煙が台風や竜巻の進路をそらし、川の流れを止めると信じられ、またヨーロッパでは、石をロープに結んで海に投げ込み、真珠を探すのに使われたと伝えられています。水中に溶け込んだ珪酸分(Sio2)が低温下で沈殿したものが微小な結晶の集合となり、各結晶間にはさらに小さな透き間を持って形成されたものです。カルセドニーの一種で、赤や緑や紫など様々な色に染色されます。素 材:オニキスサイズ:13x18mm