「Book of Thoth(トートの書)」の再現
エッティラ(エティヤ)は、初めてプロの占い師として成功したフランスの人物。
彼は1781年、クール・ド・ジェブランの唱えた「タロット エジプト起源説」に影響を受け、1785年ごろ、“How to relax with the card game calles Tarot”と呼ばれる書物を出版しました。
それまで、タロットカードは主にゲームに使用されていたため、この転換は後世に大きな影響を与えることになります。
このタロットは、エッティラではなく他の人物がデザインしたもので、「Grand Jeu de Oracle des Dames/婦人の偉大な神託」というタイトルで1870年に発行されたものの復刻版の1つ。
カードは、1番から78番までの通し番号が振られ、Superior Lamesと呼ばれる22枚と、Lames of Wands、Lames of Chalices、Lames of Swords、Lames of Pentaclesと呼ばれる56枚の合計78枚組み。
Superior Lamesは大アルカナに、その他のカードは小アルカナに対応しています。