歴史と革新のブランディングを積み重ねてきた冨田泰伸蔵元杜氏の力作、七本鎗。
毎年大寒の頃になると大吟醸の仕込みがはじまります。とても繊細な大吟醸は、低い温度で仕込まないといけない為、この時期だけの厳寒造りとし、高精白した酒米 山田錦を使用して、麹、酒母、醪と工程は1ヶ月半以上にわたります。
低温でゆっくりと発酵させたその醪を袋吊りし、圧力をかけずに自らの重みだけで、ぽたぽたと滴り落ちてきた雫のみを集めた雫取り。手間暇かけて取った雫は、まさに蔵人たちの技の結晶です。ほんの少ししかない大吟醸の一番いいところです。