自然をイメージする美しい6枚の皿これまで世の中で求められてきた器は、料理を邪魔しないシンプルなものや、たくさん作っても見た目の仕上がりに差が出にくいものが多く、仕上がりに大きく差が生じると不良品と判断されてしまうこともありました。見た目の差をいかに出さないかということが焼き物の技術とされてきましたが、本来は土や火などの自然の力を使って手づくりで作られる焼き物。ひとつひとつに個性が出ることが本当の姿です。それを個性と捉えて、楽しんでいただきたい。自然の偶然と技術が生みだす個性的な仕上がりに愛着を感じていただきたい。そんな想いから、それぞれ表情が異なる仕上がりになる、この一期一会の信楽焼小皿の会を作りました。