刃物の町として世界的にも有名な堺市のペティナイフです。
日本刀のように異なった素材で形成され、45層ダマスカスと鏡面仕上げの組み合わせが魅了します。
心材の刃はAUS10または10Aという超硬ステンレス鋼材が使用されています。 炭素量を増加させバナジウム、モリブデンなどを添加して、硬さ、耐摩耗性があり、鋼のように錆を気にする必要がない刃物鋼です。切れ味が持続するため、研ぐ回数を減らしてくれます。コツがいりますが、髪の毛も割ける切れ味に研ぎあげられています。
ハマグリ刃(蛤の貝のように緩やかにカーブしている刃)と呼ばれる刃の形により、切った食材が張り付くことを軽減し、軽い力で食材に食い込んでいきますし、強度を持った理想の形です。
また心材の刃だけが硬い鋼材で、その両側が柔らかいステンレスで挟まれているため、砥石で研ぐ際に硬い鋼材の面積が少ないため、研ぎやすくなっています。
ペティナイフ
■刃渡り:135mm
■全長:244mm
■刃幅:28mm
■刃厚:1.8mm
■重量:78g
■心材:AUS10 / 10A(超硬ステンレス鋼)
■側材:45層ダマスカスステンレス鋼
■柄:積層合板
■硬度:約HRC60
※サイズには若干の誤差がございます。