1950年代後期に製作された 『CHERRY BLOSSOM』の作品『SPARROW'S HIDEOUT BAMBOO』を再現したモデルになります。
日系の生地コンバーター、S・ハタ・ショーテンの創業者「サドノスケ・ハタ」。
彼の娘で同社の副社長でもあったキヨノ・ナカムラがオーナーを務めていたワイキキのショップ、チェリーブロッサムの作品になります。
日本画の画題としても用いられる「竹に雀」の図案を墨絵のように描きつつ、カラフルな色を挿して表現しています。
これも日系人が作り出したアロハシャツの特徴のひとつと言えるでしょう。
ボディーには、フィラメント壁縮緬を使用し、オーバープリントで竹林の中でたたずむ雀達を表現しています。
オーバープリントとは、淡い地色より強い色を重ねていく方法。
抜染と比べて、使える色数が多く、 境目の色が重なるためグラデーションがより美しく見え、 和柄のような写実的な柄に向いています。