この教科書は、ディベートの試合に向けて、一段一段、階段を無理なく上がっていくことができるように作りました。着実に階段を上がれるように、グループでの振り返りの時間をたくさん設けています。振り返りを仲間と共有することで、ディベートの構造を理解し、さらに自分自身が組み立てたロジックを客観的にみられるようになります。客観的にみることで、自分のロジックの弱点に気づき、そしてそれを補強するための方法を考え、それを試して確認し、さらなる目標を考える、というように、ディベートの力を養っていくことができるでしょう。