ホピ族出身のスティーブ・ラランス(Steve Wikviya LaRance)氏の作品です。得意とするトゥーファキャスト製法で、ひとつひとつフリーハンドで作られています。
リング全体に施された模様は、水の流れや水面の波を表現しているのだそうです。年間降雨量が少ない乾燥した大地に住み続けるホピ・インディアンにとって、生きていく上で、また農作物を育てる為にも、水は非常に大切な物です。また、切れ目なく連続している模様は、永遠・永続製の象徴でもあるそうです。
また、裏面には、「HOPI」、出身の母族を象徴する「サンフェイス」(Sunface、太陽の顔)、ホピ名である「Wikviya」がフリーハンドで刻まれています。