黒地に金箔の枝垂れ柳をあしらった被衣です。踊り手の顔が陰にならないように、生地は透光性に優れたナイロン素材の繊細なレース状(紗)になっております。重さ180グラムと軽く、羽織れば袖や裾が軽やかに翻ります。衣被「きぬかずき」とも言われます。
被衣は、歌舞伎や能楽、日本舞踊において、高貴な身分の婦子女のほか、五条橋の牛若丸や『紅葉狩』の鬼女、『釣女「つりおんな」』等に登場する“おかめ顔”の醜女「しこめ」などが被ります。
被衣には、着物形状の“掛仕立「かけしたて」”と襟を肩より15センチ程下げ被り易くした“かつぎ仕立”と呼ばれる形状がございますのでご注文の際にご指定ください。
■素材
ナイロン100%(極細レース織&金箔)
※金箔加工につきドライクリーニング・スチームアイロン厳禁。
■サイズ
フリーサイズ:
(肩身丈163センチ 裄66センチ 袖丈52センチ)
■重さ
180グラム
■色柄
地色/黒 柄/枝垂やなぎ 柄色/ゴールド