寄席などで噺家さんが使うのがこの高座扇「こうざせん」です。噺の最中に高座扇を膝に打ち据えて調子をとる場合にも扇面が傷まず良い音が出るよう親骨が幅広く丈夫に作られています。本品のように、骨数が13〜15本程度のものが粋ですっきりしています。
高座扇は、クールビズ用品としても人気があり、最近では電車の車内やオフィスなどで、うちわや扇子を使う方が多く見受けられます。高座扇で暫しの涼をとり、その分冷房温度を高めに設定することで、地球温暖化防止に役立てましょう。
高座扇は、折り畳むと両サイドの親骨が和紙製の扇面地紙を挟み込んで保護しますので、和服の懐や袖、スーツの内ポケット、ビジネス鞄やセカンドバッグなどにそのまま入れても大丈夫です。携帯するのにも、ちょうどよい大きさ(全長22.7センチ)です。長寿祝いや祭り用のイベント用白扇(NM-7550)、舞踊用の白舞扇(NS-3602)もございます。
■素材
地紙:和紙
骨:白竹
■サイズ
全長22.7センチ
■重さ
30グラム
■色柄
地紙:白 柄/無地
骨:薄茶