肩山と裾に紫ボカシを入れ、金箔で露芝・雪芝(雪持ちの露芝)をあしらった被衣です。踊り手の顔が陰にならないように、生地は透光性に優れたナイロン素材の繊細なレース状(紗)になっております。重さ180グラムと軽く、羽織れば袖や裾が軽やかに翻ります。衣被「きぬかずき」とも言われます。
被衣は、歌舞伎や能楽、日本舞踊において、高貴な身分の婦子女のほか、五条橋の牛若丸や『紅葉狩』の鬼女、『釣女「つりおんな」』等に登場する“おかめ顔”の醜女「しこめ」などが被ります。
被衣には、着物形状の“掛仕立「かけしたて」”と襟を肩より15センチ程下げ被り易くした“かつぎ仕立”と呼ばれる形状がございますのでご注文の際にご指定ください。※通常在庫はございますが、繁忙期などで欠品の場合には、大変申し訳ございませんが納期30日ほどかかる場合がございます。
■素材
ナイロン100%(極細レース織&金箔)
※金箔加工につきドライクリーニング・スチームアイロン厳禁。
■サイズ
フリーサイズ:
(肩身丈163センチ 裄67センチ 袖丈49センチ)
■重さ
180グラム
■色柄
地色/白・紫ぼかし 柄/露芝・雪持ちの露芝 柄色/ゴールド