ゴッホのパリ時代の作品。印象派のスーラに触発され点描を試みる。後期の作にない爽やかな情緒が漂う。
原画:制作1887年 所蔵:イェール大学美術館
フィンセント・ファン・ゴッホ 1853年2月30日〜1890年7月29日
1853年、オランダのズンデルトで牧師の家に生まれる。主にフランスで活躍するポスト印象派のオランダ画家。オランダ時代には、貧しい農民の生活を描いた暗めの色調の絵が多かったが、パリに移ってからは、印象派や新印象派の影響を受けた明るい色調の絵を描くようになり、印象派と日本の浮世絵の影響も受ける。精神的不安定から生み出される強烈な色彩と大胆な筆致で独自の画風を確立した。生前は作品の価値が全く認められず自ら命を断った。ゴッホが美術史で評価されるようになるのは20世紀の初頭。表現主義・フォービスムなどの先駆ともされる。
●絵寸法:(約)長辺53×短辺41cm●額寸法:(約)長辺70×短辺57.5×4cm●重
アートの友社 立体複製名画 ゴッホ「サン・ピエール広場」10号 14393